PERSON

現場の経験を活かし、世界に、日本に長くその街の発展の基盤となる建築や環境をつくりたい

現場の経験を活かし、世界に、日本に長くその街の発展の基盤となる建築や環境をつくりたい

2018年入社 建築学専攻
グローバル事業部
(取材当時)

三嶋 大輝

「from one」というコンセプトに共感して入社

父親の仕事の関係で6歳のときに家族でドイツに移住し、13歳からはイギリスで暮らしました。家族でヨーロッパを旅行する機会もあり、多くの建築物が100年後でも改修によって存在感を保ち続けていることを目の当たりにして心を動かされました。大学で建築学を専攻したのも、街の文化や歴史、個性を大切にしながら、長くその街の発展の基盤となるよう建築や環境を自分の手でつくりたいと思ったからです。卒業後は日本に帰ると決めていたので、就職活動では日本のデベロッパーやゼネコン、ハウスメーカーを中心に見ていました。そのとき、当時の採用ホームページで「from one」という言葉を見つけたのです。街が育んできた歴史や文化を未来へと継承することが大切であり、そのために個性を重んじた開発を進めている。めざしているのはfrom zeroではなくfrom oneだ――と記されていました。まさに私が考えてきたことです。働くならこの会社だと確信しました。

「from one」というコンセプトに共感して入社

入社後は、まず事業の基礎となっている現場を知りたいと考え、NTT都市開発ビルサービス(現:NTTアーバンバリューサポート)への出向を希望。大手町に建つ当社の古くからのフラグシップビルで常駐2年間、その後、中小ビルに担当を移して1年間、都合3年間、PM業務※を担いました。ビル事業の大半を占める運営の現場に入り、テナントさんに接し、その声を直接聞けたのは今後につながる大きな経験となりました。開発においては、開発側が考えたことが、実際の使い手から見たときにどうなのかという視点が非常に大切だと思っています。施設や空間の作り込み、仕様を決定する際に使い手からの目線でイメージできるのは、いざ自分が開発に携わる際にアドバンテージになっていると感じます。最初に現場に触れたことが、デベロッパーとして生きていくうえで、しっかりとしたバックボーンになりました。

※PM( プロパティマネジメント):不動産の価値を維持し高めるための運営管理業務

メルボルンの開発事業をサポート 木造オフィス開発のノウハウを日本へ

メルボルンの開発事業をサポート 木造オフィス開発のノウハウを日本へ

入社4年目の夏、私は現在の所属であるグローバル事業部に異動、オーストラリア担当となりました。オーストラリアでは、国内ではなかなかないような90haにも及ぶ大規模な面的な街づくりを手掛けてもいて、やりがいは大きいです。海外での生活が長かったこともあり、言葉やコミュニケーションのスキルを活かして、グローバル事業に携わりたいと考えていたので、その希望が叶いました。日本ならではの街に対する付加価値提供を通して、国を問わず地域に貢献していきたいと思っていた私にとって、入社以来の念願が実現した形です。
まだ着任間もないのですが、私が担当するのは、この国でのオフィス開発、オフィス賃貸、宅地分譲事業の新規取得とその推進です。オーストラリア事業の実行部隊としては当社の現地法人があるので、私の任務は案件の共同検討や投資判断、事業管理といった本社側からのサポートになります。

これまではオフィスビルのPMという担当ビル単体の価値最大化に向けた現場での仕事でしたが、今はオーストラリアという国全体でどのように事業を構築し、どう地域や利益に貢献していくかという、経営する目線での仕事です。使用する専門用語も、求められる知識もこれまでとは異なり、すべて一からの勉強で、まさに転職したような感覚です。ただし、以前の持ち場で培った現場業務に関する知見は普遍的なものであり、国は違ってもビルの運営場面がイメージできることは、自分の仕事の幅を広げるものになると思っています。
現在の担当業務の一つに、木造オフィスの開発プロジェクトがあります。当社の現地法人を含む3社の共同事業で、メルボルン市近郊に地上15階、地下2階建て、6割以上が木造というオフィスビルを開発するもので、間もなく着工予定です。脱炭素社会の実現という世界的な課題に向け、建設セクターが輩出するCO2の削減はきわめて重要になっています。そういった大きな課題解決への取り組みを担えることにわくわくしています。このプロジェクトで得た知見をいずれは日本に持ち帰り、これから本格化していくであろう事業の第一人者として貢献したいと思っています。

●豪州メルボルンにおける15階建木造オフィス開発事業について

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