PERSON

「ここでしかできないもの」を地域の人々とともにつくりあげていく

どうしても手がけたかった再開発事業。地権者の皆さんをサポートし再開発に向けともに歩む。

2017年入社 経済学専攻
商業事業本部 商業・ホテル開発部
ホテル・リゾート事業部兼務

河野 美月

商業事業を志望して入社4件のホテル開発に携わる

学生時代、たまたま自分の住んでいる地域で大きな再開発がありました。建物ひとつでそこに住む人の生活や意識、コミュニティが大きく変わるのを目の当たりにして、デベロッパーに興味を持ちました。自分の仕事にしたいと強く感じたのは、ボストンに留学していたときのことです。海外から見た日本の街をもっと美しく印象深いものにしたい、日本らしさを引き出すような街づくりがしたいと思ったのです。入社時に商業事業に携わりたいと希望したのも、商業施設やホテルが街の顔になると思ったからでした。

街の未来のために

希望が叶ってホテル・リゾート事業部に着任してから、4件のホテルを担当しています。それぞれ開発のフェーズが異なるので担った仕事はさまざまですが、いずれもプロジェクトマネジメントチームの一員として、課題の進捗管理やPR業務、ホテル運営者との契約業務、PM業務などを担当しました。開発フェーズが進むごとに新たな仕事が発生し、それに伴い関係者も増えていきます。スケジュールを守りながら多数の関係者間の調整を図ることは容易ではありません。中でも、ホテル運営者とのマネジメント契約はお互いにとって長期にわたる事業性を決定づけるものであり、双方とも譲れないところがあります。細かい条件の一つひとつについて社内各部署の意見をまとめ、経営層への説明も行いながら先方との交渉に当たりました。私がメインとなって担当したホテルの契約業務も難しい点がありましたが何とか契約をまとめることができ、社内はもとより先方からも「よくやってくれた」という言葉をいただくことができました。

コンセプト作成から開業イベントまでホテルが立ち上がる全工程を経験

コンセプト作成から開業イベントまでホテルが立ち上がる全工程を経験

私が関わったホテル事業の中では、2020年3月に開業する京都市東山区の「元清水小学校跡地利用計画(The Hotel Seiryu Kyoto Kiyomizu)」が、入社1年目から携わったプロジェクトでもあり思い入れの深いものです。
配属早々上司から「コンセプトをまとめて」と言われたときには驚きました。さっそく明治2年開校という清水小学校の歴史をひもとき、地域との深いつながりを改めて追いかけながら、「記憶を刻み、未来へつなぐ」というコンセプトをまとめ、プロジェクトの指針としました。その後は、現在まで3年間にわたって毎週のように東京から京都に通い、由緒ある校舎の意匠を保存しつつ、地域性と建物の歴史的価値を活かしたラグジュアリーホテルを世界に向かって発信していくという目標の下、地元自治体や地域の皆さんとの協議も重ねながらプロジェクトを進めました。

私が事業に携わった3年間は、1棟のホテルがゼロから立ち上がる歩みであったと同時に、私自身がNTT都市開発ならではのホテル事業とは何かということを学ぶ時間でもあったと思います。コンセプトの策定はもちろんのこと、徹底して「ここにしかないもの」「ここでしかできないもの」を探り、地域の声を聞きながら誠実に実現していく――それが私たちのホテル事業でした。今私はホテル開業イベントの企画や準備を進めていますが、こうしてつくりあげたホテルにふさわしいプログラムになるよう検討を進めています。
今後はホテル・リゾート事業だけでなく、さまざまな複合開発プロジェクトにもかかわっていくことになると思います。どの開発業務にも3年間のホテル事業で培った「地域の発展のために」という視点を貫いていくつもりです。

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