PERSON

テナントに寄り添い秋葉原のファンづくりを進める

テナントに寄り添い秋葉原のファンづくりを進める

2019年入社 都市環境システム工学専攻
NTT都市開発ビルサービス<出向>
首都圏ビル事業部
UDX総合管理事務所

磯部 和馬

「この街は自分がつくった」 そう言える日がくるように

「このモノレールはね、おじいちゃんがつくったんだ」――子どもの頃、祖父からそう聞かされ、かっこいいと思ったことが、デベロッパーへの就職につながりました。私もいつか自分の子どもや孫に「実はこれはね……」と話せる日が来ればいいなと思ったんです。
NTT都市開発には冬のインターンシップで初めて接触し、“原宿駅前にふさわしい建物を提案する”という課題に取り組みました。フィールドワークやグループワーク、社員との交流会といったプログラムでしたが、非常におもしろく、また社員も気持ちのいい人ばかりで、この会社で働きたいと思いました。
入社後は「まず商業施設の現場で学びたい」という希望が叶って、NTT都市開発ビルサービスに出向、秋葉原UDXの商業施設「アキバ・イチ」のPM(プロパティマネジメント※)を担当しています。

街の個性を尊重し、それを発展させていく仕事

アキバ・イチは飲食店を中心に30以上の店舗で構成されており、店舗の売上管理や売上拡大の支援が私の任務です。1年目はまず先輩について少しずつ仕事を覚え、年末にさしかかる頃には独り立ちして、ホームページのリニューアルや自動翻訳ツールの導入、さらに各店舗から紙ベースで集めていた日報のオンライン化など、主担当として取り組みました。
すでにアキバ・イチも開業から14年を経過しています。秋葉原自体も、従来の電気街からアニメやサブカルチャーの街へと変貌、訪れる人の年齢層や嗜好も変わりました。同じことをしていたのでは集客につながらず、売上拡大も実現しません。街の“今”を知り、各店長ともしっかりコミュニケーションを取りながら、打つべき施策を考えていかなければならないと思っています。
ところが2020年2月、私は突然、コロナ禍という現実に向き合うことを強いられました。

※PM( プロパティマネジメント):不動産の価値を維持し高めるための運営管理業務

コロナ禍に負けない。ICTの活用も大きなテーマ

コロナ禍に負けない。ICTの活用も大きなテーマ

いかに各店舗を守り、支えていくのか。店舗からは賃料減額の要望も出ました。しかし、ビルの収支を管理する当社のアセットマネジメントの立場に立てば、減額には応じにくい。私はPMとして板挟み状態でした。そのときです。NTT都市開発の経営層から「テナントに寄り添って対応しなさい」という指示が出たのです。街だけでなくテナントに寄り添う――それこそNTT都市開発だと誇らしく思いました。
売上をいかに確保していくか。それが2020年春以降の一貫したテーマです。まず取り組んだのが、需要が急増したテイクアウトに着目した「LUNCH BOX MARKET」という企画でした。各店舗にオリジナル弁当を開発してもらい、専用コーナーを設けて一括販売するものです。販売所のデザインも一から検討しました。メニューの工夫や朝からの仕込み作業など、店舗には負担も少なくなかったのですが、みんなでこの難関を突破しようと力を合わせました。また、専門のコンサルタントを招聘して「コロナ禍の下での売上拡大」をテーマにセミナーを企画し開催しました。

好評をいただき、その後も継続して開催しています。さらに、大きなイベントは組めなくても、地道に秋葉原のファンづくりをしていくことを考え「秋葉原応援プロジェクト」を企画。第1弾として「DRAW MY AKIBA―私の想う秋葉原の景色―」として秋葉原の魅力や好きな風景などを絵にしてもらうことにしました。寄せられた作品はアキバ・イチや「アキバまちなか展示会」などに掲出を予定しています。コロナ禍が落ち着いた後、来街者の増加につなげたいと思っています。
「With コロナ」を生き抜くため、さらにどんなハードやソフトを用意していけばいいのか。取り組むべきことは少なくありません。特に人同士の接触が限定される中でICTにできることは多く、それはNTTグループが強みとしているものでもあります。グループの力を背景に、アキバ・イチのため、そしてこの街のため、さらに力を尽くしたいと思います。

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