CAREER

2年目の視点

街歩きと美術が好きで、江戸時代の人々が愛した景色を浮世絵という画角を通して見たとき、今も変わらない美しさが数多く残っていることに驚きます。文化や特性を継承しながらそこに未来の街をつくるNTT都市開発を、仕事のステージにしようと決めました。街歩きと美術が好きで、江戸時代の人々が愛した景色を浮世絵という画角を通して見たとき、今も変わらない美しさが数多く残っていることに驚きます。文化や特性を継承しながらそこに未来の街をつくるNTT都市開発を、仕事のステージにしようと決めました。

2019年入社 文学専攻
商業事業本部
商業・ホテル開発部
酒井 優佳

2019年4月から9月

勤務地は原宿。歴史ある商業施設のPMとしてスタート。

はじめての一人暮らしと、入社、そして2ヶ月の新人研修。企業として利益が求められる中で、ゆとりあるスペースや地域に根ざす構成、デザインをつくり出すことがいかに難しいかを学んだ。
希望通り商業事業部に配属。NTT都市開発が初めて手掛けた商業施設「原宿クエスト」のPM担当となった。表参道に面し、飲食、サービス、物販とさまざまな業種のテナントが6店舗入る。一つの商業施設の運営を任される責任は重く、毎日が不安だった。テナント様や協力会社、施設に来訪するお客様にとって私が新入社員であることなど関係ない。問い合わせには迅速かつ的確に答えなければならないし、指示や指導も求められる。周りの方に助けてもらいながら目の前の業務をこなす日々が続いたけれど、事業計画を策定する頃になってようやく施設の全体像が見えてきた。

2019年10月から2020年2月

「SCビジネスフェア」出展業務も担当。地域の商店街活動からはたくさんのことを学ぶ。

毎年商業事業本部の若手社員が主体となって進める、「SCビジネスフェア」という展示会の出展を担当した。原宿に常駐しながら本社に足を運ぶ日々。両立に苦労はしたものの、優先順位の付け方や仕事の効率化が身についた。運営管理業務は突発的に対応を求められることが多いので、いつでも対応できるよう通常業務に余裕を持たせることも学んだ。
地域の商店街活動にも積極的に参加した。エリア全体が結束して街の発展に取り組んでいる。地域の人たちから聞く話はとても面白く、施設の在り方や街との関わり方を考える大きなきっかけを与えてもらった。

2020年3月から7月

積極的に仕事の幅を広げるも、手が回らなくなり失敗。コロナで街が活気を失っていく。

2年目を迎え、業務の幅が広がる。施設全体を見渡せるようになったことが嬉しく、施設の維持だけでなくより良い運営となるよう改善や効率化にも積極的に取り組んだ。賃料改定の仕事も任され、張り切ってチャレンジしたものの、気づいたときにはたくさんの業務で手が回らなくなっていた。そのとき尊敬する方から、ただがむしゃらに頑張るだけじゃなく、一つひとつの業務の納期を意識して、必要なときには周りに協力を仰ぐことも大切だと教わった。
コロナによる緊急事態宣言。臨機応変な対応といくつもの難しい判断を迫られる。テナント巡回の頻度を上げ、ヒアリングを重ね、いざというとき皆さんに協力してもらえる関係づくりに注力した。日に日に往来が減り、オリンピックや明治神宮100年祭に向けたさまざまなイベントも中止。商店会の集合もままならず、街は活気を失っていった。

2020年8月から2021年3月

テナントの皆さんと取り組む新しい企画。やれることはまだまだあるはず。

上司から「自分の考えでやっていいぞ」と、施設全体のマネジメントを任されるようになった。ただ、コロナは一向に収束の気配がなく、感染対策上やれることも制約されている。それでもじっとしているわけにはいかない。表参道のXmasイルミネーションは中止となったけれど、原宿クエスト単独でデザインを一新しつつ、街の明るさに貢献した。テナントの皆さんがとても喜んでくれた。立ち止まり写真を撮る人たちを見て、まだまだやれることはあると思った。
それからテナントの方たちと積極的に話し合い、初めてのテナント同士によるコラボ企画が実現した。オープンしたばかりの「WITH HARAJUKU」のテナントとの情報交換会も行った。契約上の関係を超えた“同志”のような感情が、私の中に芽生えた。

2021年4月から6月

原宿クエストの閉館が決定。先駆けての異動挨拶に胸がつまった。

原宿クエストは10月に閉館、33年の歴史に幕を閉じることが決まった。本来であれば昨年の予定だったが、オリンピックに合わせて1年延期していた。テナントの人たちと顔を合わせるたび「あと何ヶ月ですね」という会話が入るのが寂しい。コロナに負けないで頑張ろうと励まし合ってきた日々が切なく蘇る。
さらに7月から本社への異動が決まり、閉館を待たずにここを去ることとなった。テナントさんをはじめ、協力会社さんや親しくなった近隣の方々にご挨拶。皆さんから温かい言葉をかけていただき、涙が溢れた。ここは私にとっては第二の家のような場所。ありがとうございました。

2021年7月から10月

新しい任務は、商業施設やホテルの開発。まずは関係者からの信頼を得るところから。

新しい部署は、商業・ホテル開発部。私は西日本エリアを担当し、プロジェクトマネージャー補佐として現在3つの開発を進めている。業務も環境も大きく変わり戸惑うことばかりだが、新人の頃のような甘えは通用しない。たとえ知識が追いついていなくとも、関係者とのコミュニケーションを積極的に図り信頼を得ていくことを心掛けている。
運営管理を担当していた当時は、お客様が使いづらい施設の仕様に疑問をもつこともあった。いま開発側に立ち、先を見通して設計することの難しさを痛感している。少しでも原宿クエストでの経験が活かせたらいいなと思う。

From now on

新しく携わることとなった開発の仕事では、かつてのようにお客様から直接感謝の言葉をいただくことはないかもしれません。それでも、各地に未来の賑わいをもたらし、あの原宿クエストのように何十年も地域の人たちに愛される空間をつくる仕事は、とてもやりがいのあるものだと思っています。商業施設のプロフェッショナルをめざして、今後も自分らしくチャレンジを続けていく決意です。

とある1日

  • 8:45出勤
  • 9:00部内ミーティング、メールチェック

    1日のタスクを確認します

  • 09:30担当ミーティング

    各担当者のタスクや課題をシェアします

  • 10:00仲介会社と打ち合わせ

    購入予定の土地について、仲介会社と契約条件等をすり合わせます

  • 11:00契約書作成

    購入予定の土地について、条件や状況を整理して契約書を準備します

  • 12:00同期とランチ

    今日は秋葉原UDXのアキバ・イチで食べます

  • 13:00現在開発推進中のプロジェクト
    定例会議

    設計事務所やパートナー企業を交えて開発の詳細を詰めていきます

  • 15:00新規プロジェクトに関わる
    打ち合わせ

    様々な角度から検討の方向性についてディスカッションを重ねます

  • 17:30退勤

    今日は同じ担当のメンバー、上司と飲みに行きます!

私のオフタイム

NYに旅行した際の、ハイラインでの写真です。今はコロナで海外に行くことはできませんが、現地に赴き街の文化や特性を感じることが好きで、様々な場所に旅をしています。

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